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■馬ヶ背展望所

日向岬突端にある細島灯台一帯は、日豊海岸国定公園中でも絶景をもって特別地域に指定されている。中でも灯台下400m先端にある馬ヶ背柱状岩絶壁は圧巻でありハイライトだ。シャリン梅、トベラ、クロガネモチ、モチノ木、ネズミモチ、ウバメガシ、マテバシイ、ツバキ、ダイミン橘、カクレミノ、ヤマモモ、アコー、ハヤヒサカキ、サンゴ樹等、南国海岸独特の広葉照葉樹林の中の遊歩道を森林浴しながら進むと、突然パックリ大きな口を開けた断崖上に出る。その谷底まで50mはあろうか。谷底から吹き上げてくる風に思わず足がすくむ思いだ。地底より太鼓を叩くような波の音が四周の断崖に反響しあい、増幅されて、オドロオドロと聞こえてくるが、海はまだ見えない。恐る恐る断崖の淵の道を50mほどたどると、やっと海が見える。その海は幅約10m、切れこみの長さ約200mで、しかも両岸の柱状岩の束の絶壁垂直50mの底にある。まさに海の峡谷である。この谷はT字型をなし、日向灘の荒波は一方の入り口から入ってきて湾入200mを進むうち圧迫され波力を増し、足下50mの谷底の狭いなぎさで砕け散りラッパのように天に向かって開いた開口部から轟音を発しているのだ。海の守の造形の妙、そして波の伴奏、!!日向随一の奇勝である。
--ふるさとの散歩道(宮崎県商工労働部観光振興課監修)より--

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