都萬神社

都萬神社の地図

都萬(つま)神社:(宮崎県西都市妻一番地)

西都原台地の東麓、現在の西都市の中心部近く、樹齢数百年の大樹のひしめき合う広大な敷地に、都萬神社は悠然として鎮座している。門前には桜川が流れ謡曲「桜川」の舞台ともなり、そこから引かれた水が堀となって、見事な桃山式庭園を造りあげている。

当社は、木花之佐久夜毘売(このはなさくやひめ)を祭神とする神社である。創建は古く社殿の棟札に承和四(837)年の文字が見られ、同年8月には宮社に列せられたことが「続日本記」に記されている。かっては都農・霧島・高千穂と並び四社の一つで、国家の保障を受けた大官社であった。

浅学菲才

工業港入り口
南側鳥居、ここから入る
工業港入り口
南側鳥居前から219号線を、西都原古墳へ
工業港入り口
公園になっている池
工業港入り口
参集殿
工業港入り口
本殿
工業港入り口
拝殿前鳥居と拝殿
工業港入り口
拝殿内部
工業港入り口
千年楠の洞洞木
工業港入り口
手水舎
工業港入り口
狛犬
工業港入り口
昔ながらの石垣
工業港入り口
東側鳥居

行きかた 妻神社は国道219号線、西都市のほぼ中央部、案内標識があるからすぐわかる。南から行って案内標識を右折するとすぐ左手に鳥居があり、細道が神社内に続いている。そこを左折。池を右に見ながら突き当りまで行くと左手に駐車場がある。

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日本一の長刀

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桃山形式の都万神社本殿には宝徳三年(1451)に献上されたという全長3.5mもある太刀が奉祀されている。神社にお願いしたら気持ちよく拝殿に上がらせて頂いた。小さな事にはこだわらない神の神たる由縁である。


■都萬神社の大楠

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拝殿の左手に大楠がある。以前子供の焚き火によって一部が燃え、木の勢いが衰えたが、現在でも人々の努力によって、何とか生き延びている。しかし中心に大きな空洞が見られ、痛々しい姿が印象的である。

高さ:40m
幹回り:10.3m
根回り:16.4m
樹齢:約1200年      昭和26年6月国の天然記念物の指定を受けている。

■「片目の鮒」の伝承池

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この池のことは、「日本の伝説によると」 日向の都万神社のお池、花玉川の流れには、片目の鮒がいる。大昔、木花開耶姫がこの御池の岸に遊んでおいでのとき、姫の玉の紐が水に落ちて、池のフナの目を貫いた。それから後、片目の鮒がいるようになった。玉紐落(たまひもおつ)と書いて、この社ではそれを鮒と読み、鮒を神様の親類というようになった。


■日本酒発祥地

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境内には木花開耶姫に因む「日本酒発祥地」の標柱が建っている。


お乳の神様のいわれ

都萬神社の御祭神、木花開耶姫は、三つ子の皇子を無戸室の産屋でお生みになり、母乳だけでは足りないので、狭田の稲で甘酒を造り、これをお乳代わりに御養育されたと伝えられ、いま尚秋の大祭には甘酒を造って奉献する習慣が残っています。


■「日下部塚跡」の板標

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本殿の裏には、「日下部塚跡」の板標があり、大樹一本がすっくと立っている。都万神社の神官である法元氏は日下部一族の末裔であるという。国府の至近距離にあった都万神社が、名族日下部氏に奉仕されていた時代には、国中五百余神を掌る日向総社として、地方民の尊崇を集めたことがうかがえる。


本堂の建立年月

本殿の建立に関しては、承和四年から安政六(1859)まで22枚の棟札が残っており、現在の本殿建立を示すのは、永禄八(1565)年のものとする説もあるが、細部の様式などから見て、江戸時代の初期の寛永21(1644)年を建立の年代とする見方が強い。


都萬神社の名の由来

都万神社の名と「妻」の地名は、天孫瓊々杵尊が木花開耶姫を「妻にせん」と言ったことに因むという。したがって当社は縁結びの神社として知られる。


更衣祭

毎年7月7日、「更衣祭」の神事が厳かに行われる。前日には浜下り(禊:みそぎ)をする。 当日は神官が浜から持ち帰った真砂をまき、神殿を清める。桜木で作られた御身体(人形)は昨年の衣を新しい衣に着せ替えられ、白粉・紅・綿帽子などで化粧直しされる。更衣祭は木花開耶姫が入内された時の服装を模したものといわれる。

宮崎の歴史散歩・宮崎の街道

東口桜川に架かる石橋

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左手は神社
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石橋拡大写真
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東口正面より参道を望む
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道路より
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千年楠の洞洞木(どうどうぼく)は幸せを招く洞です。向こうからこちらに潜るらしいですが、私は逆に潜ってしまいました。

編集後記

見所が一杯で、一つ一つ親切に説明してあるので、うれしい話ですが、資料の整理に大変でした。取材忘れの部分も多くもう一度行かねばなりませんが、何しろ遠くて、なかなか行けません。しかし、ここの神社は社宝も惜しげもなく展示されています。神仏離れの風潮の中、新しい神社のあり方を感じました。是非お勧めのポイントです。今日はこのくらいにしといてやろう(?)。次回をお楽しみに。

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