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高千穂地方の史跡
■天岩戸神社(西宮)
■天岩戸神社(東宮)
■天の安河原
■くし觸神社
■高千穂碑
■天の真名井
■夜鳴き石
■高千穂神社
■くし觸峰
■官軍墓地
■仲山城址
■亀山城址
■鬼八塚
■高千穂太郎の墓

botan 「分け入っても分け入っても青い山」とは俳人山頭火が詠んだ句である。北方を祖母連山、西方を阿蘇外輪山、南方を九州山地につながる椎葉連山に囲まれ、その中を鞍岡村を源流とする五ケ瀬川が、本流・支流共に絶壁を伴う深い谷間を造っている。山と谷に区切られた急峻な傾斜地に集落が開け、耕地は集落の周辺に階段状に造られ、一筆あたりの面積は小さい。 道路が整備されるまでの高千穂は、熊本県、大分県、宮崎県の延岡町へ細々と道は通じているが、大部分の人は、この地域の中だけで生きている。山という壁にすべてへだてられ、田畑へ行くことも「山に行く」といい、その言葉に山と共に生きる暮らしが表現しつくされている。熊本市までは2.3日、竹田町までは1日がかり、延岡町までは2日かかる。よって買い物には竹田町に出る場合が多い。そのような地域である。

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botan 神々と共にある暮らし
高千穂地方で忘れられないのは、自然に端を発する、八百万神(やおよろずのかみ)への信仰である。人々の暮らしは良きにつけ悪きにつけ、神々と共に有るといってよい。高千穂地方で行われる、収穫を祝う旧暦十一月の「夜神楽」は、自然への畏敬と感謝に満ちた行事である。これを抜きにして高千穂は語れない。娯楽の少ないところでの人々の交流と精神の浄化が、夜神楽を通して行われる。山里の単調な生活も一晩中舞い明かす夜神楽によって人々を興奮状態に誘い込み、それが高千穂地方の人々の新しい原動力となっている。夜神楽は山々に囲まれた閉ざされた世界に生きる人たちが全ての力を発揮する行事である。