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高鍋の大クス

高鍋城の地図 ココ

高鍋の大クス:(宮崎県児湯郡高鍋町大字上江1345番舞鶴城公園内)

高鍋のクスは高鍋藩の舞鶴城跡にあります。舞鶴神社の裏手から高鍋農高を覆い包まんという気構えで、道路の上にせり出していますが、最近の台風でやられたのでしょう。二又に分かれた片方は無惨に折れています。また向こうに倒れないように数本の太いワイヤーで引っ張ってあります。気は若くても体力が無くなった自分と何と似ていることか。しかし私の寿命とは桁違い、樹齢500年、耳川の合戦の評定も、秋月氏の争いも、西南の役もすべて見てきたのです。決して感心はしなかったでしょうが。

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巨樹百選看板

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全体。紐みたいなのは太いワイヤー

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片方は折れてるが、根元は太い。

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樹木全体

昭和26年、国指定天然記念物に指定。

県内でも珍しい古木で、旧八幡神社の神木であった。 明治以降、宮崎県山林会指定の老樹名木となっていたもので、 樹齢は500年を越えるといわれる。 高さ16m、根回り13m、目通り幹周り10m余である。 地上約2mの高さから南北の二支幹に分かれている。 枝張りは東西20m、南北に28mある。 昭和20年終戦直後の台風により幹や枝を損傷し、年々 老衰が目立つようになったものの 依然として古木の風格を保っている。 注意事項 柵内に立ち入らぬこと 樹木を傷めないこと 平成4年3月 高鍋町教育委員会

高鍋町は平成4年(1992)、専門家に依頼してこの楠木の治療を行っています。樹木の治療は一般的に、空洞があれば腐朽した部分を削り取り、防腐剤を施して、空洞の入り口をモルタルや発泡性樹脂でふさぐ方法が取られますが、この楠木にもモルタルを塗りこめた後に樹皮の色に似せて色づけされています。

編集後記

樹高が巨樹百選と教育委員会の案内板では違いますね。どちらが本当なのでしょう。 しかし、根元を見ていると本当に凄いです。

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行きかた 舞鶴公園の駐車場から二の丸跡に階段を上がると右側に舞鶴神社があります。その右横を通り抜けるとすぐ正面に大楠が見えます。
周辺見所

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botan 舞鶴神社

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関連サイト

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眉間に刀傷、そのいわれは……。

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高鍋町の旧藩主秋月公を偲ぶ灯篭祭りです。

拡大 根の保護のために巨樹の周囲には柵が張られ、立ち入り禁止になっています。大事に保護されています。
拡大 農高との間の下の道路から撮ったものです。木の裂け目が痛々しいですね。