三ヶ所神社本殿彫刻

三ヶ所神社本殿

三ヶ所神社本殿:(西臼杵郡五ヶ瀬町三ヶ所宮の原)

五ヶ瀬町の三ヶ所神社の社殿は文化14(1817)年2月に当時の延岡藩主内藤政順により着工され、同年12月上棟し、翌文政元(1818)年に落成したものである。用材はケヤキ材で木造流造りである。その中でも廊下の下部柱の桁梁部分の枡組は非常に巧みで美しい。さらにあちこちに配されている熊、唐獅子、鳥類などの彫刻も彩を添えている。このことから五ヶ瀬町教育委員会はこの社殿を町文化財建造物一号に指定した。

社殿全体を彫刻で覆う建築方法で、その代表的な存在は日光東照宮であるが、九州では極めて珍しく貴重なものである。

案内柱
宮崎県指定有形文化財、三ヶ所神社本殿案内柱。
牛の彫刻
牛の彫刻有りの親切な説明。
桁梁部分の枡組
廊下の下部柱の桁梁部分の枡組
身舎南側
身舎南側の龍・虎・雲・風・竹・土坡。
南側の龍
向拝南側の龍
脇社
脇社。
身舎北側
身舎北側の龍・雲・波
階段左右蹴込
階段左右蹴込の杜若・流水
向拝南北の象
向拝南北の象
身舎南北の雲
身舎南北の雲
脇社背面
脇社背面(鶴に乗り書を読む人物
脇社南の張果老
脇社南の張果老(瓢箪から駒の逸話)
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親子猿

背面は果物・岩。

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夫婦岩

身舎正面上の夫婦岩(二見ヶ浦)・注連縄・波。

三ヶ所神社本殿の構造

当社本殿は西向き。構造は桁行3間、梁間2間の三間社流造。周囲に廻り縁を巡らせ、南東隅(右奥)に脇障子を建て、北東隅(左奥)の脇障子の位置には、一間社流造の脇社を構える。


牛の彫刻

本殿には74体の彫刻がありますが、これは牛の彫刻です。

脇障子表の許由

脇障子表の許由(人物・流水・唐松・岩)

編集後記

この本殿はまさに彫刻の塊である。こんな建造物がよくも出来たものだと先人の偉大さに驚かされる。素人の私にでさえ、そのすごさがわかる。興味ある人には必見の神社である。

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