西都原古墳

西都原古墳の地図

西都原(さいとばる)古墳:(宮崎県西都市西都原)

西都原古墳は、西都の三段の台地の最高段に位置する。広大な台地に、無数ともいえる大小の古墳群。ここはというより、この地域はいったい何だったのであろう。隣接する持田古墳群、新田原古墳群、川南古墳群その他、これほどたくさんの古墳群があるのは、往時この地域が、政治的に大きな役割をになっていた証拠ではなかろうか。しかし、この地域が過去に果たした役割についての確定は未だされていない。

朝一番近所の人々にとって絶好の散歩コースになっている。古墳群は美しく整備され、芝生が緑色に台地を染め、色あせたコスモスの花園が、わずかに彩(いろどり)を添えている。さわやかな秋風が台地上を吹き抜けてゆく。神聖な霊地も今は公園といったところだろうか。

浅学菲才

西都原古墳群
西都原古墳群碑石
御陵墓拝殿
御陵墓拝殿
女狭穂塚
女狭穂塚の丘陵
男狭穂塚
男狭穂塚(まったくわからない)
鬼の窟古墳
鬼の窟古墳
案内板
モダンな鬼の窟古墳の案内板
側溝
側溝
側溝
側溝
鬼の窟古墳
鬼の窟古墳の円墳
横穴式石室入り口
鬼の窟古墳横穴式石室入り口
横穴式石室
鬼の窟古墳横穴式石室
石室の内部
鬼の窟古墳横穴式石室の内部(案内板より)
鬼の窟古墳
修復前の鬼の窟古墳(案内板より)
古い石碑
鬼の窟古墳前の古い石碑
陛下の御歌碑
第55回全国植樹祭の天皇陛下の御歌碑
お野立所
第55回全国植樹祭の「お野立所」
姫塚
姫塚
古墳地帯
幾多の古墳地帯
地下式古墳
地下式古墳(ビデオで見るだけの施設)
大山祇塚古墳
大山祇塚古墳(石貫階段を上った地点にある)

行きかた 西都市の国道219号線を、都萬神社と反対に左折する。右手に稚児ヶ池を見ながら山腹を登ってゆくと、西都原古墳の「鬼の窟」に出る。

柿の木

太古の柿の木。ではありませんが、種類は古いですね。ここにあると昔から有るような気がします。

周辺見所

botan石貫階段

botan稚児ヶ池

botan木喰五智館

botan三宅神社

関連サイト

botan記紀の道「逢初川」

瓊々杵尊と木花開耶姫が初めて出会った伝承地。

botan石貫神社

鬼の窟の天井岩を、大山祇がほおり投げた岩のある神社。

■男狭穂塚(おさほづか)

男狭穂塚は、古来天孫瓊々杵尊(ニニギノミコト)の御陵とも言い伝えられる巨大な古墳であり、周囲に二重の柵も巡らされている。築造年代は女狭穂塚よりも早い時期と推定され、明治28年、男狭穂塚、女狭穂塚を含む98.700uのこの地域は御陵墓参考地に定められ、宮内庁の管轄下にあります。

全長154.6m
後円部の径132.0m
高さ19.1m

■女狭穂塚(めさほづか)

女狭穂塚は、瓊々杵尊(ににぎのみこと)の妃・木花開耶姫(コノハナサクヤヒメ)の御陵と言い伝えられ、、九州で最大の前方後円墳である。この両古墳は西都原時代の最盛期に造られたもので、築造された年代は5世紀中期頃の時期と確定されています。

全長176.3m 後円部の径96m 前方部の幅109.5m 高さ12.8m


■鬼の窟(おにのいわや)古墳

鬼の窟古墳(206号墳)は外堤と二重の周溝を有する直径37m、高さ7.3mの円墳で、二段築成の墳丘には葺石はありません。古墳群で唯一の開口した横穴式石室を持ち、巨石を積み上げた石室や羨道からは、木棺に使用されたと考えられる鉄釘や馬具、須恵器(すえき)、土師器(はじき)などが出土し、3回以上の埋葬が行われたと考えられます。

鬼の窟古墳は、西都原台地の最後の首長墓と考えられます。 古墳の名前は、木花開耶姫に恋した鬼が、一晩のうちに窟(石室)を造ったという伝説に由来しています。

平成7年の調査により、埋もれた古墳、古墳の周りを巡る土手の造られた当時の姿が確認され、さらに土手の外側にも溝があることが新しくわかりました。現在の鬼の窟古墳は、造られた当時の面を削らないように、慎重にすき取り工事を行い、その後に土を盛って芝を張り、今のように復元しています。

円墳の中心にある両軸の横穴式石室は、玄室の長さ4.8m、幅1.75m〜2.45m、高さ2.15m、羨道は長さ7.5m、幅1.8m、高さ1.8mです。 石室の床面には全面に河原石が敷き詰めてあり、中心には排水溝があります。羨道部の床面の河原石には赤色塗料が付着しているものもありました。鉄釘が出土しているので、組み合わせ式の箱型木棺です。

現場案内板より

編集後記

ここは10年ほど前、私たちが田舎暮らしで、初めて延岡に移転したときに来たところですが、記憶が薄れていたいせいか、行くのに苦労しました。延岡を出たのは午前4時頃でした。着いたのは午前6時頃、まだ暗く撮影するにも出来ない時間帯でした。寝ておりませんので目は真っ赤。道を尋ねた散歩中の御夫婦にも、多分奇異に写ったことでしょう。

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