長谷の石橋

長谷の石橋の地図

長谷の二つの石橋:(宮崎県東臼杵郡美郷町西郷区和田)

水源地は背後にそびえる粕野峠あたりであろうか。今は和田トンネルの開通で宇納間参道も極めて近距離になったが、以前の宇納間参道は粕野峠越えの険しい山道であった。その山地から流れ出てきた長谷川の谷川が、耳川に流れ出ようとする直前に長谷の石橋はある。

ラッキー!。石橋ファンはそう思う。同じ箇所に二つの石橋が並んでいる。しかも簡単に運動靴でも降りて行ける。このような条件の石橋はなかなか無い。

車道の通っている「長谷石橋」のところに駐車して、耳川に降りて行く。小路があり簡単に降りれる。降りたところの長谷川に架かっている橋が、「長谷古橋」。形は随分小さいが、昔は往還の一部を成していたのだろうか。そこから10m程小川を上ると「長谷石橋」を下から見上げることが出来る。これは年代も比較的新しく立派な石橋である。

浅学菲才

村道
石橋のある村道。ガードの下が石橋
小路を降りてゆく
この道を下りてゆく
長谷古橋の上
藪で見えないが長谷古橋の上
和田大橋
和田大橋。手前の小川が長谷川。
耳川から
耳川から長谷古橋を望む
長谷古橋
下から見た長谷古橋、幅が狭い。
古橋を望む
上流から古橋を望む
岩谷橋
岩谷橋、上は村道の車道
アーチの石並び
アーチの石並び
岩谷橋
下から見る岩谷橋
橋の石組み
岩谷橋の石組み
岩谷橋全景
岩谷橋全景

行きかた 日向市から国道327号線を諸塚村に向かい、古川で宇納間観音方面へ右折。和田大橋を渡り、右側に酒屋さんがある。そこから一つ目を右折。また一つ目を右折して耳川に向かう。耳川の手前のお地蔵さんの前を右折して、旧道に入るとまもなく長谷川がある。和田大橋を渡ってからは、極めて近距離。

■長谷古橋

架設年 明治以前(推測)  石 工 不 明 橋 長 約8.0m 橋 幅 1.6m 径 間 4.6m 環 厚 30cm アーチ 単 一 壁 石 乱積み 供用区分 廃橋

■長谷橋

架設年 昭和6年 石 工 不 明 橋 長 約11.0m 橋 幅 今度測っきますね(約3m) 径 間 7.0m 環 厚 35cm×2 アーチ 単 一、二重積み 壁 石 乱積み 供用区分 村道

和田のお地蔵様

きれいに掃き清められ、美しく飾ってあった。村の人の信仰のたまものだろう。頭の上に動物の像があるのは馬頭観音だろう。初めて見た。速成就仏身という言葉を調べてみたが、私にはややこしくてわからない。何でもそうだが、これからは口語体でわかりやすく説明すべきだ。もっとも私の死後観は、「地球に帰る」だからわかるはずもないが。

拡大
速成就佛身って。
拡大
馬頭観音とお地蔵様
拡大
昭和8年、願主も刻字
拡大
お地蔵様

編集後記

この道は若宮の取材の時、何度も通りながらわかりませんでした。生い茂っている藪のせいか、つい見過ごしてしまいそうな石橋です。下に降りるのは簡単ですが、川の石はやはり危険ですので、気をつけてください。落ちても濡れるだけですが。また後で調べたらここの橋は、横二連で撮影出来る橋として有名な所でした。新大陸ではありませんでした。残念無念。しかし耳川の方からでないと旨く撮影できないみたいで、雑草の茂る今時期は駄目です。

Copyright©2008 nAn All rights reserved.