廻り渕水神

雑賀小路安長の地図

廻淵水神雑賀小路安長(さいがのこうじやすなが)五ヶ瀬川水系五大水神:(西臼杵郡五ヶ瀬町廻淵)

五大水神の調査では何時も大変だが、今回はまったくわからなかった。五ヶ瀬町の「うのこの滝」の取材に行き、帰りに滝入り口の廻淵バス停附近で探したのであるが、どうも半島状の突き出た洲が気になった。そこでぐるっと回って、左に急角度に降りてゆく生活道があるので降りて行った。何も無いので違うかなと思い、附近の民家の方に歩いていったところ、庭で作業中の御夫人がいらっしゃったので聞いてみた。最近年のせいか、どうもその日はロレツが回らなかった。「す、水神さんはどこでしょうか」「ああ水神様ね。良く聞きに来られるのですよ。こちらです。」と、手を止めて川の方に案内して下さった。恐縮の至りであった。御夫人の指差される川向こうに森が見える。「エッ何処ですか?」「森の中に白い柱が建っているでしょう。あそこです。今日は水量が多くていけませんが、こちら側からも遥拝できると、詳しい人がおっしゃっていました。」ということであった。良く見ると確かに水辺から20m位であろうか、杉木立の合間に祠らしき石と、白い案内柱らしきものが見える。これではわかるわけがない。御婦人の親切に感謝感激である。丁寧にお礼を言って、簡単に遥拝を済ませ帰途についた。

お賽銭であるが、こういうときは困るなあ〜。お神酒は無いし(昔はいっぱい乗っけていた)、賽銭を川に入れるとゴミになるし、独り言をつぶやきながら結局何もなし。御利益ないな〜。

浅学菲才

入り口附近
坂道の入り口附近(熊本方面より)
小路を降りてゆく
この右側の小路を降りてゆく
右手森が水神杜
右手森が水神杜、三ヶ所川
半島状の洲
半島状の洲。陸続きである。前の森に鎮座する
川は魚がいっぱい
水神様前の川は魚がいっぱい
水神様附近
水神様附近
水神様附近
水神様附近
民家口
親切な御夫人の民家

Goole地図 高千穂町から五ヶ瀬町役場を過ぎて、廻淵の急カーブにさしかかるホンの少し手前、左手に数軒の家が見えます。その前のガードレールの合間から、右に降りてゆく細い道がありますので、そこを降りたところです。

雑賀小路安長水神

◇五ケ瀬川水系の五大水神:

天孫族が高千穂に降りて来られるとき、水神河童群も同行したと伝えられており、周辺の川の管理と各街道の警備のために五大水神が配置され、後世になって呼び名が付けられた。 五大水神の配置は五行説によっており、この水神の役割は三ヶ所川を鎮める役割と肥後(熊本)路の警備であろう。


東・・・見立の「川の詰神太郎」
西・・・三ヶ所廻り(めぐり)渕に「雑賀小路安長」
南・・・七折に「綱の瀬弥十郎」
北・・・田原に「連波三郎(さざなみさぶろう)
中央・・・三田井の「御橋久太郎」であり

また一説によれば、いかにもいかめしい名前を持つこれらの水神は河童の化身とも言われ、 神太郎はその長兄であると言われる。

しかしこの水神は、地理的にどうもおかしい。何でここなのか?。まさか川中の洲ではないだろうが、川砂が盛り上がって出来たとしか思えないような低い丘で、災害の度に洪水で洗われるだろうに。歴史は古いから、往時の川の流れは違っていたのか。遷宮したのか。いろいろと疑問が浮かぶ。

編集後記

水神様が呼んで下さったとしか思えません。良く行けたものだし、親切な人に出会ったものだと思います。人生を偶然とみるか、必然と見るか。皆さんはどちらでしょう。今日は私にとって、人生を必然(当然そうなった)と思えた一日でした。宝くじは当たらなくても神様は信じようッと!(試すなかれ)。

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