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祝子川の渡し

方財地図

祝子川渡しは延岡市の旭化成のLSI工場の側、祝子川にかかる小山橋の少し上流に、渡し場があった。延岡町と東海村を結ぶ役割も果たした。この渡し舟は大正2年9月18日、延岡を訪れた徳富蘆花が乗ったことで知られる。尾崎町の渡し場の側に小山神社があり、その向かいに造り酒屋だった渡辺民三郎家がある。この夏蘆花は長年の友人の民三郎を訪ねた。紀行文「死の影に」にその日の場面のことを次のように書いている。「間もなく祝子川の堤に来た。土堤で車を降り、少し泥の上を歩いて渡し舟に乗る。川幅は小半丁、向こう岸のこんもり茂った木立の絶え間に人顔が見える。・・・船は最早、対岸に近づいた。こんもりした木立は鎮守の宮の森であった。川は向こうへ行くほど深くなって、それで青い水晶のように透き通っている。鮎か、鮠(はや)か、数々の遊魚が時々腹を返している。何という美しい水であろう!」小山橋は祝子川河口から4km上流に昭和30年に架けられた。当所は交通量が少なかったが、桜ヶ岡団地造成などで利用者が急増、高校生の通学路でもあり、危険なので平成4〜8年度で架け替えられた。(夕刊ディリーより引用)

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こんもりした宮の森
小山神社
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小山橋と渡し跡
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小山橋記念碑
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対岸の船着場跡だろう。
木のくいが残る入り江。
渡辺民三郎生家 渡辺民三郎生家:・・・以前は案内板があったような気がするが、今は無いなあ。ゆえにどの家か定かではない。ここら付近だ。
◇渡辺民三郎とは・・・こちらに詳しく説明してあります。
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