吉村の五輪塔群と古代野後駅

吉村の五輪塔群の地図

吉村の五輪塔群と古代野後駅:(宮崎県西諸県郡野尻町吉村)

吉村の五輪塔群は国道268号線の出口から北へ900m、古代官道日向十六駅の野後駅と推定される吉村にあります。古代官道の、肥後街道は国府(西都市)を起点に亜椰、野後(のじり)、夷守(ひなもり)、眞埼(まさき)肥後の国を経て大宰府へ通じていました。九州は大宰府を中心に官道が整備され、主要官道上に社寺の建立が行われ、国府に国分寺、国分寺尼寺等が置かれました。野後駅にも寺社が置かれたことは、五輪塔群や祀堂に残る木製の仏像などで知ることが出来ます。

引用:宮崎の街道(宮崎県教職員互助会)

工業港入り口
正面より、家屋の中には五輪塔
工業港入り口
中の五輪塔
工業港入り口
たくさんの五輪塔群
工業港入り口
同じく五輪塔です 細島工業港の自衛艦

行きかた 国道268号線のテーマパーク「のじりこぴあ」を過ぎ、野尻大橋を渡ると、すぐ右手に上がってゆく道がある。そこを右折。ほぼ丘の頂上近くの交差点に案内板が建っている。あすなろ公園と逆の方に下ると2.3軒の村落の中にある。

■廃物希釈によってそのまま放置されていた。

この五輪塔群はもともと明治期の廃仏稀釈によって放置された五輪塔を西目(薩摩半島)からの移住者が、開墾作業の時、五輪塔の残欠を藪中に捨て、120年以上も放置され、人目に触れることなく現在に至ったものです。平成元年(1989)故里創生事業の「古代野後駅調査実践隊」の調査中に120基以上掘り起こしましたが未完了のままです。「野後駅」は同地域と考えられ、「駅跡」の調査は予算の都合で今後の課題となっています。

編集後記

五輪塔群の位置はわかりましたが、古代駅の野後(のじり)駅の跡は、吉村であったことは間違いないらしいですが、詳細は不明です。今の国道268号線とはかなり離れた古代道だったみたいです。

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