団兵衛淵(トドロ)

団兵衛淵の地図

団兵衛淵(トドロ) :(宮崎県西臼杵郡日之影町岩井川中崎)

団兵衛淵:(宮崎県西臼杵郡日之影町岩井川中崎)

五ヶ瀬川支流の日向川が、本流と合流するあたりに、団兵淵がある。今も大きな二つの岩の合間から、白い飛沫が淵に注いでいるが、滝と言うほどの規模ではない。今はこの谷も、御多聞にもれず山砂で覆われ、小さな淀みにすぎないが、往時はこの谷ももっと大きく、深淵であったのであろう。天上を見上げれば、まるで覆いかぶさるように、雲を突くような懸崖がそびえている。三田井48塁の一つ中崎城跡である。

夏の様子は知らないが、ここであれば家族連れで水遊びには良いかもしれない。

工業港入り口
淵への入り口。左に下りる。
工業港入り口
古い橋の残骸。
工業港入り口
団兵淵
工業港入り口
突き当たりは五ヶ瀬川。

行きかた 中崎城跡の東側の渓谷にあります。道の途中から左手の小道を少し下りたところです。

うなぎを食べない河野一族

甲斐宗攝の配下、武将河野河野玄蕃丞は団兵衛淵に飛び込み隠れた。高橋軍は川にウナギが泳いでいるのを見て立ち去ったため、蕃丞は助かった。以来河野一族はウナギを食べないと言う。そして宗攝から貰ったと言う「すずり」が残されている。「すずり」にはサルが水にうつった月を取ろうとしている図が刻んであって「猿猴(えんこう)水月を促(とら)うの硯(すずり)」といわれる。

民族探訪ふるさと365日(秋山榮雄著)

編集後記

当時の渓谷の様子は知るべくもありませんが、この大岩の下に隠れたのでしょうか。あるいは橋があったのでしょうか。これは伝承ですので、真偽は定かではありません。ホンのチョッと中崎城落城にまつわる話です。

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