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ヤッコソウ(世界でもめずらしい)

ヤッコソウは30年生くらいの老木のシイ、イタジイ、モチノキの根に寄生する。アスパラガスを思わせる顕花植物で、10月末から12月はじめに土をもと上げて、むくむくと出てくる。身長10cmあまりのクリーム色で、葉はうろこのような形で、その姿態は大名行列の先頭をいくカマヒゲをはやした「奴さん」そっくりである。ゆえに「ヤッコソウ」と名付けられた。花は茎の頂上に咲くが、11月の下旬から12月にかけて満開期である。開花期になって薄桃色の茎がニョキニョキと一面に出ている姿は神秘的でさえある。形が面白いので村の子供たちのおもちゃになり、絶滅しかけたこともあったが、昭和16年に天然記念物に指定されて採ることができなくなり、危うく難を逃れた。 牧野博士が日本の植物の中で始めて科をつくられた記念すべき植物で、ヤッコソウ科に属する。偶然のチャンスにシイ類の根にもぐりこみ、シイの寿命のある限り、生涯その木に宿って離れない横着者というべき植物で、産地は鹿児島、宮崎、高知、徳島県と太平洋沿いの暖かい海辺林地に断続的に分布している。県内では他に宮崎市内海の山手、清武など。

ヤッコソウ ・・・このHPでヤッコソウがよく解ります。

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