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蛇谷の龍神伝説

男瀧、女瀧には、雄蛇・雌蛇が住んでいた。瀧の水脈は東海の浜に通じていると伝えられ、瀧に神酒の樽を投げ込むと、東海の海岸に浮かび上がったという話も伝えられている。雌蛇は、子を産むために高千穂へ向かう途中、宮水(日之影)の野原で産気づき、子が生まれそうになった。宮水では野焼きをする日に当たっていたといい、雌蛇は宮水の庄屋さんに「野焼きを延期してもらいたい」と頼んだが、聞き入れられず、野焼きが行われたために雌蛇は子蛇を産みながら焼け、苦しんで逆巻く炎と煙の中で死んだ。この後庄屋の家、その付近では災難が続くので、雌蛇の霊を祀り、「逆巻大明神」として供養、礼拝するようになった。日之影町には逆巻淵(さかまちふち)が残っており、「逆巻大明神」は”龍神”といい、龍天橋もかかっている。
日之影町の伝説では、五ケ瀬川の岸に「逆巻」と呼ばれる淵があり、大蛇の雄・雌がいた。焼畑造りに火をつけようと付近を伐採したとき、大木の洞窟に子を産むために雌蛇が入っていた。雌蛇は木を動かして木を伐るのを止めさせようとしたので、伐採は延期された。その夜、焼畑の主の夢に雄蛇が現れて、「お産が済むまで火をつけないようにすれば、幸運を受けるであろう」と言った。翌日雄蛇はお産の後に飲む霊水を高千穂の二上神社に貰いに行った。その間に火入れが行われ、勢いよく野山を樹木が燃え上がった。雌蛇は生まれたばかりの子蛇を抱いて、焼け死んでしまった。煙が上がるのを見て、雄蛇は急いだが間に合わず、立腹して焼畑の主の家を襲い巻き倒したと言う。この後、恨みを抱いて死んだ大蛇の霊を慰めるために「逆巻大明神」として祀る様になった。逆巻き淵のあるところは、日之影七折の字崎の原。

龍泉寺

逆巻大竜神

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