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あららぎの里と鬼八伝説

「谷は八つ峯は九つ戸は一つ鬼の窟はあららぎの里」と歌に詠まれた鬼八は、魔性の者で肥後の阿蘇明神に仕えていた。ある時、弓矢の好きな明神が鬼八に矢取りを命じたら、御矢を足指にさして返したので、明神は宝剣を抜いて怒った。怯えた鬼八は大岩を踏み崩して知鋪郷の押方村(おしかたむら)へ走った。鬼八は足が速く走建(はしりたける)と呼ばれていた。この鬼八は三田井の御池に住む童女の化身、阿佐羅姫(あさらひめ)を妻にしていたが、三毛入野命(みけいりのみこと)が姫を所望したとき、反逆したので田部重高らが征伐した。魔性の鬼八は斬られても一夜にしてもとの生体に返るので、手足を東光寺尾羽子(とうこうじおばね)に、頭部を加尾羽(かおば)に、胴を祝部(ほおりべ)に分葬したという。 ?人の妻を所望するとはスケベ神か。

鬼八塚

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