Back Topへ

観音様

観音様 観音は、観世音・観世音菩薩の略称。救いを求める声を聞いただけで、すぐ願いを叶えてくれる仏様となっている。このため三十三体に化身しているといわれ、観音三十三ヶ所巡礼などが行われている。古くは光世音といわれ、新しく観自在・観世音自在と呼ばれるようになった。また密教系では阿弥陀仏の化身ともいい、顕教系では阿弥陀の弟子となっており、勢至菩薩とともに阿弥陀如来の脇に立っている。

■三十三観音

救いを求める声に応じて、自由自在に姿を変えて、全ての人を救うというので、変化したい姿が聖観音、そして「多くの手があったらなあ」という願いには「千手」、また十一面、馬頭、准胝(じゅんてい)、如意輪の六観音、これに不空羂索(ふくうけんさく)を加えて七観音。さらに「法華経・普門品」では、楊柳、白衣、魚藍(ぎょらん)などを加えて三十三観音となっている。 十一面観音は前方にやさしい三つの顔、左に怒った三顔、右に牙を出した二相、笑った顔、頭上にも如来像があり、四方八方を見つめている。 准胝は清浄を示して、三眼に十八本の腕、 馬頭は怒った三顔の上に馬頭相。 如意輪は、悪を払う如意宝珠と障害を追う輪を持つ。 不空羂索は動物を捕らえる網・綱を持つ姿を示している。

■馬頭観音

馬頭観音 怒った顔なので馬頭明王、馬頭金剛明王とも呼ばれる。馬が農耕の中心であり、また交通の主力でもあったので、馬頭信仰が高まったものであるといい、馬が倒れ死んだ場所には、石像仏が建てられ、馬頭大王といっている。また転輪聖王という理想王が、馬に乗って四方の悪を蹴散らすように、全ての災難を取り除く力。さらに馬が草を食べてしまうように、多くの悩みを打ち払う力が馬頭観音にはあるとされている。

■観音講

観音信仰はインド、中国を経て日本に伝わり、奈良時代に盛んになった。各地に観音仏、観音堂が出来、熱心に教義が広められ、観音講も行われるようになった。 県北地方でも、婦人達の集まりの観音講が各地で開かれ、難解の教義を知らなくても、安産を願い、又婦人たちの楽しみの場ともなった。

周辺の観音様

・島浦町三十三ヶ所観音石像。 ・子安観音:日之影町八戸の観音様。 ・南郷村神門神社にある観世音菩薩の板絵は県指定文化財。 ・須美江普門寺の十一面観音も貴重な文化財。 ・延岡市方財の観音寺には、春貞さんの観音像。 ・日向市細島にも観音寺がある ・延岡市千光寺の聖観音も有名 ・延岡市川島町には如意輪観音を祭り ・東郷町山陰には観音滝の名勝地 ・馬頭観音 延岡市北小路の城影寺の馬頭観音 ・マリヤ観音:門川町の庵川の観音がマリア観音だったという話もある。 ・美郷町西郷区にある観音滝の三十三観音

民族探訪ふるさと365日(秋山榮雄著)

Copyright©2008 nAn All rights reserved.