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洞嶽神社(洞岳大権現)

別称「鋤(すき)の王の宮」といわれる。創立は明らかではなく、祭神はヒコホホデミノミコト、ニニギノミコトで高千穂八十八社のひとつである。例祭日は旧暦2月16日。又神太郎水神本殿に遥拝所がある。

洞嶽:川の詰の東方、約4kmに洞嶽(標高1218)があり、全山が石灰岩からなり、その山容は遠く、これを望むと釣鐘を据えたように見える。その周囲3方は深い断崖で、岩肌には幾百年の烈風に耐えた五葉松が足を止めている。山の付け根に大洞窟があり、広さ約6m四方、高さ5m、入り口上方が覆いかぶさり、東方に2m四方の丸窓があり、中に洞嶽権現が祀ってある。御神体は鋤先で、昔は「鋤(すき)の王の宮」と称したという。神殿は鍾乳洞の洞窟で荘厳そのものである。なお洞窟は天井に多くの鍾乳石が垂れ、里人は「洞嶽権現のお乳」と称し、これから滴り落ちる水を杯に受けて飲むと不思議に産婦の乳の出がよくなるといわれる。以前は遠近より参詣、祈願する人が多かった。洞穴に入るには石段を登るが、15.6歳以上の婦人はこの中にはいると神罰を受けると伝えられた。口碑によると、洞嶽では岩戸神楽の太鼓の音が里人に聞こえたという。御神体の鋤先は、非常に古いもので神武天皇御即位2600年祭(昭和15年)に内務省史跡調査島津瀬源氏が登参鑑賞され、国宝に値するものだと語られたという。 高見但馬守が洞嶽に鉱山の操業を始めたときに洞嶽権現の名称を奉ったというが、これは「銅」を「洞」にかよわせたものと思われる。

神太郎水神

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