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塚原ダム

塚原ダムの地図

塚原ダム(つかばる):(東臼杵郡諸塚村大字七ツ山)

一見普通のダムにしか見えないが、「いったい何で文化財なのだろう」と思った。

諸塚村の耳川上流の谷間に、そのダムは忽然と姿を現す。写真を撮ろうにも遠景過ぎて、堰堤が小さく写る。入り口近くまでいったが、金網に阻まれ、近景写真を撮ることが出来なかった。

文化財という以上、国民にもっと身近に紹介すべきだと思うが、展望台その他、その配慮はされていなかった。

このダムもご他聞にもれず、幾つかの村が沈んだのだろう。戦前の完成というが、全体主義の世にあって、国家の名の下に、住民は十分な補償も受けられず、追い立てられたに違いない。しかし戦後50年経った今でもさえ、あちこちに往時の生活の匂いが残っている。

浅学菲才

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塚原ダムが見え出す。。

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途中より望遠カメラにて。

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途中より望遠カメラにて。

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付近の山は災害で山全体が崩れて、山骨が見えている。岩盤がもろいのだろう。

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ダム入り口の金網。

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入り口横の旧道のトンネル。

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ダム湖

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逆より堰堤を望む。

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村の跡らしき段丘。

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はるか遠くから望遠。逆より堰堤。

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湖畔のお堂と村社だろうか。

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かなり上流の架橋。

■塚原ダム概要

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型式 重力式コンクリート 堤高87m 堤頂長215m 堤体積363千立法メートル ダム事業者 九州電力(株) 本体施工者 間組 起工 昭和6年3月 竣工 昭和13年9月 工事期間 7年

特徴

  • ダム堤頂部には万里の長城を意識したと言われる凹凸の小塔がある。
  • 平成16年には国の登録有形文化財(建造物)に指定された。

このダムが有名なのは、コンクリート材料の開発や機械化施工の先駆けなど、従来みられなかった画期的な工法を使用し、戦前においては初めての80m級ダムで、日本一の提高の高いダムだった。

完成当時は重力式コンクリートダムとしては東洋一の高さを誇っていた。

しかしその陰には尊い44名の殉職者がいたことも忘れてはならない。慰霊碑が今もダム右岸に鎮魂されている。

編集後記

ここには椎葉村に行く途中に寄ったのです。したがって不十分な取材でした。発電所の取材に行きますので、その時にもう一度アップしますね。

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行きかた 日向市から国道327号線を諸塚村に向かい、そのまま椎葉村のほうに向かう。塚原発電所を過ぎてしばらく行くとダムの堰堤が見えてくる。

周辺見所

 塚原神社

 塚原発電所(編集中)

関連サイト

botan宮崎のダム

未だ数は少ないですが県内のダムの取材です。

登録有形文化財

入り口前にある「登録有形文化財」

案内板

ダムの案内板です。時々ワープロが嫌になるときがあるのですよね。やる気の湧かない取材でした。「岸和田のかおるちゃん」ではありませんが、それでも宮崎の総案内を目指している以上、書かねばならない厳しさよ……。