Back

Topへ

天翻大橋

天翻大橋の地図

天翻(てんしょう)大橋:(西臼杵郡高千穂町高巣野)

五ヶ瀬川が高千穂峡と名を変えるあたり、谷はいよいよ深く、川幅は狭まり、両岸は急峻な崖を形造っている。橋上から下を覗くと、はるか下方に五ヶ瀬川が流れ、沿うように旧道が走っている。数軒の民家も見える。太古の昔より川を渡ることは、絶えず命がけであり、方法は舟や土橋であった。科学の進歩はとどまるところを知らない。かの人々のいったい誰が、はるか上空に橋がかかり、安全に、しかも瞬く間に渡河出来るようになると考えただろうか。

高千穂地方の往還は、山だらけ、谷だけらけの割には、連続した山並みが無いために、絶えず上ったり下ったり大変な難路であった。しかし今は、山と山とを橋が繋ぎ、トンネルが抜け、天空を走る壮大なハイウェーとなっている。

昔は人々を悩ました、巾の狭い急峻な渓谷地形の特性が、今や逆に生かされ、架橋技術の進歩と共に、絶好の地形となり、至るところ橋だらけといっても過言ではない。

その中でも最近完成したこの橋は、見るからに優美で緑の渓谷に、白い美しいシルエットと落としている。

浅学菲才

拡大

高巣野方面より。

拡大

高巣野方面より。

拡大

高巣野方面より。

拡大

橋上の車道と歩道。

拡大

橋上より五ヶ瀬川川下を見る。

拡大

橋上より五ヶ瀬川川上を見る。

拡大

大橋入り口附近。

拡大

大橋説明

設計
橋種:鉄筋コンクリート 構造形式:鉄筋コンクリート固定アーチ 橋長:463.3m(アーチ橋部) 桁長:272m(アーチスパン) 幅員:6.25(車道)+1.5m(歩道) 施工方法:トラス・メラン併用工法 工期:平成8年3月〜平成12年7月(4年3ヶ月)
風力発電システム
架橋地点は「吹上」という地名がつけられるほど、風が強い場所として知られています。そこでこの自然エネルギーを利用して、歩道部分の夜間照明用に風力発電装置を設置しました。照明は夕方、暗くなるとセンサーが働いて、自動的に点火し、タイマーで消えるようになっています。風が弱く風力発電の電力が足りない場合は、自動的に九州電力からの供給に切り替わります。 なおこの風力発電装置は、国立都高専が開発した「モンゴル型」と呼ばれ、秒速1mの微風でも発電できるものです。
天翻大橋、橋名の由来
橋梁の名称については、西臼杵郡広域農道促進協議会において、公募により決定し、「天翻大橋」と命名されました。 五ヶ瀬川から見上げた橋の形が鳥が翼を広げて羽ばたいているようで、、またこの大橋が21世紀への架け橋になるようにとの思いが込められています。

案内板より

編集後記

この道は若宮の取材の時、何度も通りながらわからなかった。生い茂っている藪のせいか、つい見過ごしてしまいそうな石橋である。下に降りるのは簡単ですが、川の石はやはり危険ですので、気をつけてください。落ちても濡れるだけですが。

Copyright©2008 nAn All rights reserved.
Goole地図 延岡方面から国道218号線を高千穂に向かい、その手前、高巣野の左手下にその大橋はある。左折するとすぐ橋の入り口であり、郵便局や休憩所、展望所なども設けられている。

関連サイト

botan 雲上のバイパス(編集中)

山と山を繋ぎ、里を駆ける日之影バイパスの紹介です。