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石河内展望台

宮崎県児湯郡木城町大字石河内の地図

石河内展望台:(宮崎県児湯郡木城町大字石河内)

目の前を小丸川が、U字型に大きく蛇行して流れている。その中の岬みたいな台地が、かっての石城跡である。浜口ダムにより川幅が大幅に広げられたとしても、三方を小丸川に囲まれ、残る一方は穂北の山々に隔てられた当地は、難攻不落、一級の要塞の要件を満たしていたであろう。また近代においては、ここは武者小路実篤が選んだ「新しき村」建設の地であった。実篤は自分の思想に賛同する有志たちと、ここに理想郷を造ろうとした。

この展望台に立ち、眼下に一望できる石城跡を眺めていると、いろんな時代の情景が、走馬灯のように流れてゆく。石城に立て籠もる伊藤軍を攻め悩む薩摩軍、ついには周囲の木を切ってきて、川にほおり投げ、その上を石城に迫ろうとしている。城からはやんやと鉄砲玉や矢が飛んでくる。あちこちから戦いの雄たけびが聞こえてくる。いつもは静かなこの村も阿鼻叫喚の嵐が吹きすさんでいる。

時が過ぎて、城跡の荒地を開墾し、家を建てている異様な風体の数十人の団体。ロダンの石を見上げながら、川原を散歩している武者小路実篤。興味深々とそれを見ている村人。

また時が過ぎて、二人っきりになった新しき村で、愛を全うしようとする杉山夫妻。 ここは、まるで映画のスクリーンのようである。それほどここからの眺めはすばらしい。

浅学菲才

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石河内、小丸川、石城跡=新しき村、小丸川、浜口ダム

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石河内展望台

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石城跡(望遠)、30分後私は岬先端部のダム辺にいる。

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展望台全景

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実篤歌碑

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山と山とが賛嘆しあうように……。

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アッ同じ延岡の人だ。

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実篤86歳の歌

編集後記

ここの展望台はすばらしいですよ。写真のように一望のもと石城城址(新しき村)の全景が見えます。私はムード派(?)ですので、おかげで昔日の情景に、想いをはせる事ができました。



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行きかた 木城町の高城から9号線を石河内へ。山越えの道であるが稜線近くの左手に「人間萬歳文学碑の案内板がある。今回は左折せず、展望台に行くため真っ直ぐ坂を下る。小丸川が近くなった頃、左手崖の上に展望台はある。

周辺見所

botan 高城城址

botan 比木神社

botan 武者小路実篤文学碑

botan 新しき村

関連サイト

botan 石城とは

戦国末期戦乱に明け暮れた城址です。