関之尾の滝

関之尾の滝 :都城市関之尾町(関之尾公園内)

関の尾の滝の駐車場から川辺に至る急な斜面を、出来るだけ緩やかになるようにジグザグに遊歩道が整備されている。歩くことが苦手な人達用にいろいろと工夫がされているのだろう。周囲はスダジイの巨木をはじめ種々の雑木に覆われている。川岸に近づくにつれ、滝の轟音が轟いてくる。姿はまだ見えない。やがて展望台みたいな広場に到着する。川上のはるか向こうに巨大な滝が現れた。眼下には長い吊り橋がかかっている。対岸に行く生活道も兼ねているのであろうか。吊り橋に下りてみた。あまり揺れない。橋の中程は大滝・男滝の絶好のシャッターポイントだ。展望台から上流にある甌穴群、そして緑の村へと遊歩道は続いている。

入口
滝に通じる遊歩道の入口
巨木
スダジイの巨木
川上神社
川上神社・・・
大滝
大滝
大滝
大滝
遊歩道
甌穴群の中を走る遊歩道
甌穴群
甌穴群
水路の出口
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男滝の上、水路の出口

庄内川に沿って県道107号線を登ってゆく。案内板があるので見過ごすことはない。

■関の尾の大滝

「日本の滝100選」の滝
大滝の規模:幅40m・高さ18m

大淀川支流の庄内川にかかる。大滝、男滝、女滝の3つからなり、大滝はおよそ11万年前の加久藤カルデラの噴出物である溶結凝灰岩を侵食している

■関の尾公園

男滝

大淀川支流の庄内川にかかる。大滝、男滝、女滝の3つからなり、大滝はおよそ11万年前の加久藤カルデラの噴出物である溶結凝灰岩を侵食している

大滝の他に、明治時代に岩を掘って作られた人工の滝である男滝と女滝があります。男滝は北前用水路の余水吐き、女滝は取水口です。

■世界的な甌穴群

関の尾の甌穴群は霧島山地の裾野より湧き出る清流が作り上げた貴重な地質景観です。大小さまざまな深い窪み(甌穴)が溶結凝灰岩の河床に削り込まれています。

甌穴は砂粒や小さな礫を巻き込んだ急流が渦を巻いて河床の柔らかいところを丸く削り込み、さらにそこに落ち込んだ礫が回転して穴を大きく広げて作られます。甌穴の形成は現在でも進行中であり、世界的に見てもこのような広い分布は報告された例がなくきわめて珍しいものです。

滝の上流は世界に誇る甌穴群
長さ600m・最大幅80m

■関の尾の伝説

北郷氏初代当主の北郷資忠が、当地で月見の宴を催したとき、領内一の美女と言われた18歳の少女お雪(おしず)が資忠に酌をしたが、誤って酒をこぼしてしまった。

これを恥じたお雪は盃を持って滝壺に身を投げてしまった。お雪の恋人であった経幸はかなしみのあまり、日夜滝の上からお雪の名前を呼んだが、「書きおくもかたみとなれや筆のあとまたあうときのしるしなるらん」と岩に刻み姿を消した。それ以来名月の夜になると滝壺から朱塗りの盃が浮かんでくるようになったと伝えられている。

編集後記

いや〜!!。この滝の雄大さには感激した。吊り橋の上から大滝を見つめながら、しばし時を忘れた。甌穴群もまた初めて観る不思議な風景であった。

また、後で解った事だが、ここは有名な心霊スポットらしい。解っていたらまた違った見方が出来たかも!(信じる、信じないはさておいて)

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