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鬼ハス自生地

岩渕溜池の地図

鬼ハス自生地:(岩渕溜池)(宮崎県児湯郡木城町岩淵)

この溜池が造られた年代は不明ですが、秋月藩の記録の中に、江戸時代の元禄5年(1692)人足858人で堤の掃除、又、享保9年(1724)に堤を修理したことが書かれており、相当に古い歴史を持った溜池でであることが想像されます。広谷用水路が開通したことにより、受益面積が昔よりは少なくなりましたが、現在でもこの溜池の水を岩渕、椎木地区の水田に灌漑(米や野菜を作るために田に水を引くこと)し、穀倉地帯の水源として地域の発展に役立っています。 尚、この池に自生する「オニバス」は、我が国でも貴重なもので、昭和8年12月6日に宮崎県の天然記念物に指定を受けています。

引用:溜池内案内板より

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鬼ハス自生地の案内板

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鬼ハスの本体

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溜池と堰堤

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岩渕溜池

鬼ハスとは

拡大 オニバスはスイレン科の一年草です。県内では主に宮崎平野のため池に生育しています。その中でも木城町岩渕大池のオニバスは唯一の自生地であり、昭和8年12月6日に宮崎県の天然記念物に指定を受けています。 オニバスはもともと暖かい地方に生育する珍しい植物の一つです。葉は丸く、しわとトゲがあり、大きさは直径1m以上に達するものもあります。

拡大 オニバスという名の由来は、7〜8枚の円形の葉が鬼の角のようにトゲを無数に持つことからきています。そして、その葉と葉の間から顔を出す茎の先端から濃い紫色の花が見えます。このオニバスの花は例年八月下旬〜九月上旬の頃に咲き出し、その光景は岩渕大池を華やかな姿に変えることが出来ます。このオニバスについては、発生するのが年によって差が見られます。その原因の多くが池の水にあると考えられています。汚水の流入や台風などの影響で水が濁ったりすると種子に悪影響を与えます。そのためか毎年葉が見られる所が良く変わります。それ以外にオニバスの周りに生息する水草に付く虫による被害の可能性もあります。いづれにせよ、オニバスの数は毎年減少しつつあります。華やかな色の花を覗かせ、水面に葉を出すその姿は、さながら水に浮かぶ魔法の緑の絨毯(じゅうたん)です。このすばらしいオニバスは、行政はもとより、岩渕地区の理解と努力を得て、今日まで保護されてきました。

岩渕溜池の大きさ 1、堤体の高さ:4m 2、堤体の長さ:300m 3、貯水量:17、000立方メートル 4、池の面積:40、685平方メートル

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このため池は、「農業用の施設です。山から流れ出る水を、一時的に溜めるダムの役割をしています。 農家の人々が、この溜池から田に水を引いて、お米を作っています。

この池では、昔から秋に魚取りの行事が行われ、近隣の市町村からも人が集まり賑わっていたが、平成2年に町の支援を受け「こいこいin、オニバス、フェスティバル」として生まれ変わった。昔ながらの池の魚取りに加え、周辺の水田を開放し、親子そり引き障害物競走、泥んこリレー等のドロリンピックを行い、普段土と水に親しむ機会の少ない親子が泥んこになり終日楽しく過ごしている。

編集後記

この地を訪れたのは八月中旬、残念ながら、鬼ハスの花の実物を見ることは出来ませんでした。後10日くらい遅ければ良かったのだと思います。しかし鬼ハスというから、葉が大きくて人でも乗れそうなのかと思っていましたが、花部にトゲがあって鬼ハスなのだとは知りませんでした。後で別途写真が手に入りましたが、実際棘があって大きな葉でしたね。人は乗れませんが……。案内板の写真不足です。(来年に期待)

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行きかた 木城町から西都市に通じる県道312号線の坂を登りにかかると、左手に広いため池が見えます。今は溜池の上は公園化されているみたいです。公園は高所にあるのですぐわかります。

周辺見所

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