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観音滝

観音滝の地図

観音滝(かんのんだき):(宮崎県東臼杵郡美郷町西郷区田代古伏木)

◇川名:上の上原川 ◇落差25m ◇幅10m

駐車場から雑草に覆われた山道を登ってゆく。とにかく石ころが多くて道が悪い。足に自信の無い方は、やめた方が無難である。20分ほど登ると滝音が近づいてくる。33体もの観音像は何処にあるのか。未だ案内板にあった左側の二体のみである。展望所は川向こうらしいから川を渡った。川幅は狭いが橋は無く、苔むした川石が滑りやすくて、飛び石をピョンピョンというわけには行かない。川を渡ると、滝の全体像が見える。滝壷が見えないので、大岩を這って滝壷まで登った。苦労のわりには小さな滝壷である。そこを降りて今度は観音像探しだ。

対岸の山に入ってゆく。鬱蒼と茂った林の中に大岩がごろごろしている。その岩の間にまた2体の観音像を見つけた(ミ〜ツケタ!)。ここの観音像は一箇所には無い。探さないと何処にあるのかさっぱりわからない。もっと上にもありそうであるが、今回はあきらめた。帰る途中、左手の孟宗竹林の中にある大岩の下に、また4体の観音像を見つけた。これは不思議に寄進者らしき人の名前が刻してある。今日は33体のうちの9体のみの発見であった。

浅学菲才

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普通林道古伏木線から滝方面に左折。

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突き当たりの観音滝駐車場。

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観音堂は反対側を向いている。

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観音堂内部。いろんな形の石像。

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ここから登る。この標柱の右側を入ってゆく。

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草道だが、ここはまだ歩きやすい。

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観音像2体の案内板、うちの一体。

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もう一体。

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このような石ころだらけの参道

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これも小さな滝かな

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観音滝案内板

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観音滝

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滝壺

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この川を渡って対岸へ行きます。

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対岸の山中の観音様@

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対岸の山中の観音様A

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帰りの孟宗竹林の中に観音様。もう一体有りました。

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孟宗竹林の中の四体の観音様。

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孟宗竹林

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炭焼き窯が結構多いですね。

石苗の伝説

昔この村に足の不自由な石苗(せきみょう)というお坊さんがいた。お坊さんは何とか足が自由に動けないかと、この滝の観音様に願掛けをした。「私の足を自由にしていただくなら、観音様を刻んで差し上げます」。その日から石苗は、ノミと槌で必死に観音様の刻像に取り組んだ。一体が出来れば、また一体と、谷全体に造っていったが、やがて観音様がその信仰の熱意に動かされたのか、石苗の足が自由に立つようになった。というお話。

中には寄贈されたものもあるみたいだから、これはあくまで伝説。しかし、今は苔むして刻字が読めないが、研究家のお話によると、石苗がその大半を造ったことは事実みたい。またある書物によると、石苗の弟子もどうとか、こうとか。


セリ岩

勇気のある人は、滝の一番上まで行ってみよう。そこには自然の割れ目を持つ「セリ岩」がある。人が一人やっと通れるほどの幅で、中は2mと横に折れて、1.5mくらい。昔からの言い伝えで、こころが貧しくて卑しい人は通り抜けられないそうである。ゆっくり通ってもほんの数十秒、この数十秒で貴方の心が審査される。

とことん宮崎

編集後記

修業の場が峻険でないわけがありませんね。コーヒーでも飲みながら、ゆっくりと、行けるわけがありませんでした。そういう意味において、往時の姿そのままの滝なのかもしれません。石仏とか観音様とかの研究家の人にとっては、良い材料でしょう。私ももう一回行って、伝説にある「セリ岩」の中を通ってみたいですね。しかし何となく不気味な森ですよ。何でもありというような……。

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行きかた 日向市から国道327号線を諸塚村に向かい、西郷の道路案内があるところを左折します。まもなく砦の門みたいな、西郷区の橋の下を過ぎると西郷中心地です。村落を過ぎたあたりに、右手に鋭角に折れる道がありますので右折。そのまま坂道を登ってゆけば、左手に滝の案内板があります。

周辺見所

botan 若宮の庚申塔

botan おせりの滝

botan 大雄寺

botan 若宮神社(編集中)

botan 年の神神社

関連サイト

botan 観音様とは

観音様とは、救いを求める声を聞いただけで、すぐ願いを叶えてくれる仏様です。

周辺案内図 周辺案内図

最初からよく見ていけば良かったですね。毎度の反省です。しかし行けなったと思います。

杖

親切な思いやりの杖

いいですね。観音像の信者の方の思いやりでしょうか。

滝

滝の全体像

規模としては普通の滝ですが、美しい滝です。