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綾の照葉(てるは)大吊橋

綾の照葉大吊橋の地図

綾の照葉(てるは)大吊橋:(宮崎県東諸県郡綾町照葉樹自然公園内)

須木方面に取材に行っての帰り、「綾の吊橋に寄って見よう」と、フト思った。人間の運命は、ほんの一瞬の気まぐれで決まるのかも知れない。小林方面に帰ればいいものを、道路標識「綾」に誘われて、つい途中から曲がった。延岡には、こちらが近そうに思えたのだ。その気まぐれが延々と20km、綾南川に沿って、曲折した山道を一人走るはめになった。下っても下っても、山また山、道の両側には照葉樹の大木が生い茂っている。他には何も無い。やがて途中から「後○km」などという標識が出だした。ここの管理者はたいしたものだと感心した。もうコア(地球の中心)じゃないか等と独り言をいいながら、いよいよ嫌気がさしかけた頃、やっと右側に公園入り口が見えた。公園に入ると駐車場の向こうに綾の照葉(てるは)大吊橋があった。それほどにこの照葉樹林帯は広いのだ。ここは10年程前一度訪れた事がある。当時高い所はあまり好きでなかった私は、あまりの高さに渡らなかったが、何でだろう、今回はどうも無い。60歳という年齢がなせる業であろうか。そういえば、私は若い頃は幽霊も嫌いだったが、今は一人でどんな場所に行っても何ともない。若者諸君、心配する事無かれ、高所恐怖症も幽霊恐怖症も年を取れば治る。自分がもうすぐ幽霊になりそうなのに幽霊を恐がるアホは居ない(冗談ですよ)。帰りは綾町まですぐでしたが、疲れきった私は、二泊三日の予定をあきらめ一日で帰ったのです。西都市の夜の街を、迷って三周ほどしながら……。

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吊橋入り口の石碑(内容は不問)

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大吊橋を正面より

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このような歩道です。ところどころに覗き窓がありますよ。

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綾町に抜ける道路です

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足元の渓谷

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そびえる懸崖

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遊歩道のスタート地点

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山ヒルがいますのでご注意ください。これには参る。

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駐車場横の国定公園碑

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綾町への帰り道からの吊橋展望

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愛葉(ラブリーフ)、つり・愛・ロック・橋

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二人の願いを、二つの山をつなぐ吊橋に込めて、というところでしょうか

綾の照葉(てるは)大吊橋

昭和57年5月に九州山地国定公園に指定され、その2年後に架橋した綾の照葉大吊橋は、観光のためのモニュメントだけで はなく、照葉樹林文化の源である照葉樹の森を全国の人々に普段見られない視点から見ていただき、自然の恵み、自然生態系のすばらしさを感じてもらい、自然の大切さを認識して頂くために架橋されました。

吊橋を渡りきると、山の斜面に沿った自然遊歩道が約2kmに渡り続いています。五感をいっぱい使って樹木の香り、様々な音、暖かさ、彩りを楽しんでください。

橋名 綾の照葉大吊橋 形式 長経間2ヒンジ補剛吊橋 長さ 250m 巾 1.2m 高さ 142m メーンケーブル 直径50mm(4本) 鉄塔の高さ 28m 設計荷重 100t 完成年 1984年(昭和59年)3月

綾町観光案内より

編集後記

残念ながらこの吊り橋も世界で二番目になってしまいましたが、ギネスは絶えず書き換えられる。仕方の無い事です。ですがここには美しい照葉樹林帯があります。綾南川沿いの渓谷の道(県道26号線)もよく整備されています。その上流には「すきむらんど」もあります。今回は一人旅のために、このような記事になってしまいましたが、恋人同士二人であれば、大自然の中に二人っきり、きっと話しに花が咲き、美しい思い出となってくれることでしょう。

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行きかた 綾町から県道26号線(須木・宮崎線)を須木方面に向かうと町外れからすぐ(約2、3km)です。県道上に吊り橋が見えてきます。吊橋下から左折すると駐車場です。

周辺見所

botan 綾城址(取材中)

botan 古代駅「亜椰駅」(取材中)

botan 刀工 田中国広(取材中)

パノラマ写真

吊橋の真ん中からのパノラマですが、失敗してサイズが大きいです(550kb)。